蒲田駅から東急池上線の洗足池駅まで歩きます。
池上梅園は梅の名所で今が満開の頃、洗足池は桜の名所です。
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蒲田駅を出て東京工科大学/日本工学院のキャンパス脇を通り、呑川の方向に進む。
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呑川に沿って歩いていると、やがて目の前の丘の上に本門寺の五重塔が見えてくる。呑川の水質はあまり綺麗ではないが、海から遡上するのだろうか、魚の群れが見えた。 |
めぐみ坂(大森めぐみ教会)
めぐみ坂を上って本門寺に向かう。
坂の途中にめぐみ教会があることから"めぐみ坂"と呼ばれるが、以前は"あけぼの坂"と呼ばれていた。
昭和4年まで坂の下にあった料亭”あけぼの楼”に由来する。 |
大森めぐみ教会(旧めぐみ教会)は、現在放映中のNHK連続テレビ小説「花子とアン」の主人公、村岡花子さんとゆかりがある教会とのこと。大田区が、村岡花子さんが暮らしたまち、として観光振興に取り組んでいる。
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本門寺仁王門
池上本門寺は日蓮宗の大本山。
弘安5年(1282)、日蓮上人が入滅された霊跡である。
正式名称は、長栄山 大国院 本門寺。日蓮上人が、法華経の道場として長く栄えるように、と祈念し名付けられた。 |
大堂(祖師堂)。
昭和20年の空襲で焼失したが、昭和39年現在の大堂として再建された。 |
慶長13年(1608年)に建立された五重塔。
第2次世界大戦の戦火を免れた貴重な建造物で、国の重要文化財に指定されている。 |
大田区立池上梅園。
池上本門寺に隣接する公園で、区の花でもある梅の木が約370本植えられている。
日本画家伊藤深水氏の自宅兼アトリエだった場所。 |
池上梅園 |
馬込半白節成胡瓜(まごめはんしろふしなりきゅうり)
馬込大太三寸人参(まごめおおぶとさんずんにんじん)
発祥の石碑。
馬込の農家で栽培されていた品種(改良品種)とのこと。
※今も栽培されているようで、江戸東京野菜に登録されている。野菜の写真が「江戸東京野菜普及推進連絡協議会」のホームページで確認できる。 |
馬込小学校の向かいにある時計台。
ごく普通の民家と、時計台の組み合わせが、微妙な違和感と不思議な雰囲気を醸し出している。
大正4年(1925)、馬込小学校の校舎屋根の上に造立されたものであるが、その後撤去され、現在地に移設、保存された。 |
室生犀星宅の離れ(茶室)。
馬込第3小学校の校庭の隅に保存されている。
この日は校庭開放日だったので見学できた。
昭和8年、現在の南馬込に建てられたものであるが、その後昭和46年に世田谷区奥沢に移設、さらに平成13年現在地に移設された。 |
住宅街の中の急坂を下ると唐突に表れるのが、池のある公園、 区立小池公園である。
洗足池が大池であるのに対して、小池と称するらしいが、住宅地の中にある池としてはかなり大きいと感じる。 |
大田区立洗足池公園。
今でも清水窪弁財天などに湧水が残っている。 |
東急池上線の洗足池駅。
池上線は、大正11年、池上電気鉄道により蒲田 – 池上間が開業したのが始まりである。都内のローカル線といった趣がある。
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