登戸から多摩川の土手を歩き、二ヶ領用水沿いの遊歩道を歩く。
その後府中街道を歩き生田緑地ばら苑へ。
(生田緑地ばら苑は、春と秋の公開期間のみの開園なので注意。2014年秋の公開は、10月10日~11月3日)
府中街道を戻って、あじさい寺入口から長尾の里めぐりコースを行っても良いのだが、この日は長尾橋の交差点から南に進み、見晴らし坂から長尾神社、妙楽寺へ。
その後は、等覚院、東高根森林公園、緑ヶ丘霊園を経てJR南武線の津田山駅へ。
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多摩川のこの辺りには「登戸の渡し」があった。狛江市の情報誌に、「昭和28年に多摩水道橋が開通、登戸の渡しは廃止となった」とあるから、昭和28年頃までは渡しがあったようである。
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二ヶ領用水は、1590(天正18)年に多摩川が大洪水で流路を変えたことから、新たに農業用水を引き水田を開発するために造られた。
工事の指揮を執ったのは、喜多見にある次太夫堀公園にもその名を残す、小泉次太夫である。
二ヶ領用水の歴史的背景などは「二ヶ領せせらぎ館」のWebサイトに詳しい。 |
二ヶ領用水に架かる橋を渡るJR南武線。
手を延ばせば届くほどの間近を電車が通過していった。
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藤子・F・不二雄ミュージアム
日時指定の完全予約制なので、当日ふらっと入館するようなわけにはいかない。
土日は特に混雑するとのこと。
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生田緑地ばら苑は、旧小田急向ヶ丘遊園内にあったばら苑を川崎市が引き継いだもの。
春と秋の公開期間のみ入場できる。
2014年秋の公開は、10月10日~11月3日である。
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見晴らし坂から生田緑地方面を望む。
名前に違わぬ見晴らしの良さ。
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長尾神社には、豊作を祈る射的祭りが今に伝わり、毎年1月7日に行われるとのこと。
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妙楽寺は、長尾山威光寺の旧跡である。
その威光寺は仁寿年中(851年~854年)の創建と伝えられ、源氏代々の祈願時であったという名刹である。
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等覚院 (神木山等覚院長徳寺)
つつじ寺とも称される境内は手入れが行き届いている。
古刹のように見えるが沿革は良く分かっていない。
(Wikipediaには、1573年(元亀4年) 神木山等覚院の中興、との記載があった)
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風格のある仁王門と、背景の丸く刈り込まれたつつじが美しい。 |
つつじが咲く季節、等覚院(つつじ寺)は観光客で賑わう。 |
東高根森林公園は、多摩丘陵の自然を今に伝える神奈川県の県立公園である。
園内には、県指定史跡の「東高根遺跡」、県指定天然記念物の「東高根のシラカシ林」がある。
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緑ヶ丘霊園は、東高根森林公園と尾根続きの広大な霊園である。
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作延城は、鎌倉時代の初期、ここから西4キロメートルの枡形山(現生田緑地)に本拠を構えた稲毛三郎重成が築いたものと言われ、この付近が作延城の跡と推定されている。(高津区ホームページより)
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JR南武線の津田山駅 |
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