e-ブック

No Image
「評伝 大村はま ことばを育て人を育て」(苅谷夏子:著、小学館)は、生涯にわたり国語教育に情熱を注いだ教師、大村はまの幼少期から晩年までを時系列に、丹念に描き出している。
はまが国語教師への道を進むきっかけとなったのが、川島治子との ...

e-ブック

No Image
「言語の起源 人類の最も偉大な発明」(ダニエル・L・エヴェレット:著、松浦俊輔:訳、白揚社)は、言語の発明(起源)と進化に関する論考である。
この分野に関して私は門外漢なので、以下の感想のなかには誤謬や不正確なところがあるかもしれな ...

e-ブック

No Image
「インスタグラム 野望の果ての真実」(著:サラ・フライヤー、訳:井口耕二、ニューズピックス)は、インスタグラムの創成期から、フェイスブックに買収されて以降の成長の様子と、組織の内情を(関係者への取材を基に)記した書籍である。
私自身 ...

e-ブック

No Image
「コネクトーム」(セバスチャン・スン:著、青木薫:訳、草思社)はサブタイトルに「脳の配線はどのように「わたし」をつくり出すのか」とあるように、脳の配線(脳に含まれるニューロンの配線)に関連する研究(現状と将来展望)を解説した書籍である。

e-ブック

No Image
「ポリヴェーガル理論入門 心身に革命を起こす『安全』と『絆』」(ステファン・W・ポージェス:著、花丘ちぐさ:訳、春秋社)は、表題のとおりポリヴェーガル理論を一般の素人にも分かり易く解説した書籍である。
私は本書で初めてこの理論を知っ ...

e-ブック

No Image
橋元淳一郎「空間は実在するか」(集英社インターナショナル新書)の冒頭で、著者は「時間論」はあっても「空間論」はあまり聞いたことがない、と指摘している。これに続けて、「しかし、本当は空間は時間より不思議な存在なのである」と述べている。

e-ブック

No Image
私は著者(中野信子氏)については、表題以外の著作を読んだことがない。脳科学者のエッセーというところに興味を惹かれて「ペルソナ 脳に潜む闇」(講談社現代新書)を読んだ。
脳科学者、認知科学者である著者は、失われた世代(あるいは、団塊ジ ...

e-ブック

No Image
前に取り上げた書籍「時間は存在しない」(著:カルロ・ロヴェッリ)の冒頭、著者のカルロ・ロヴェッリは次のように述べている。
「時間の正体はおそらく人類に残された最大の謎なのだ。時間の正体を突き止めることは、これまでずっと私の理論物理学 ...

e-ブック

No Image
著者は冒頭で次のように述べている。
「時間の正体はおそらく人類に残された最大の謎なのだ。時間の正体を突き止めることは、これまでずっと私の理論物理学の核だった」
著者の言うとおり「時間とは何か」という問いかけは、「生とは何か、 ...

e-ブック

No Image
「国運の分岐点 ~中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか~」(デービッド・アトキンソン:著、講談社α新書)は、人口減少と高齢化が急激に進む日本の課題と、この課題を克服するために、今後日本が採るべき政策の「新しいグランドデザイン」を提示 ...