京王線の多摩境駅(または南大沢駅)を出発し、小山内裏公園を抜けて鑓水方面に向かいます。
八王子から横浜まで生糸や絹製品を運んだ「絹の道」を歩き、そこから片倉城址を目指して歩きます。
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写真は、小山内裏公園内にある、八王子市と町田市の境界にある尾根道で、かつて戦車道路と呼ばれていた。戦車の性能テストと操縦訓練用に作られた道路である。
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鑓水2丁目周辺。2~3年前に訪れた時には広大な野原だったが、どんどん宅地開発が進んでいる。
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鑓水公園から南大沢方面を望む。
丘陵地帯を切り開いて団地や住宅の開発が進んでいる様子が分かる。 |
鑓水公園を過ぎて、谷戸入口方面に向かう。
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東京都の有形民俗文化財に指定されている小泉家屋敷。
主屋は明治11年に再建されたもの。
屋敷の裏手は、「板木の杜緑地」になっている。
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板木の杜緑地にある「大塚五郎吉屋敷跡」。
大塚五郎吉は、鑓水商人(鑓水の生糸商人)。
鑓水商人については、 こちらを参照。
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鑓水の諏訪神社
鑓水地区の氏神である諏訪神社。
明治10年に、 諏訪・子の権現・八幡の3社が合社されたもの。
拝殿と3神社の四棟が一つになった社殿は、八王子市の文化財に指定されている。 |
絹の道資料館近くの田圃。
この付近には里山の景観が残っている。
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鑓水「蛍の里」ビオトープのシンボル。
仏像の光背をお尻に付けたようなユニークな形だが、付近の景観にマッチしているとは言い難いような・・・・。
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「絹の道」街道跡入り口付近。
写真の石塔群は、市内の庚申塔などを移転してきたものと思われる。
電柱前にあるのは、「御大典記念鑓水停車場碑」とのこと。南津電鉄唯一の証しで、大栗川御殿橋よこの駅予定地にあったものをここに移転したようだ。(サトウマコト「幻の相武電車と南津電車」に詳しい)
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絹の道(浜街道)
浜街道。鑓水地方の商人によって絹の材料である生糸が盛んに横浜へと運ばれたことから、浜街道はのちに「絹の道」と称される。
この鑓水地方に残る街道跡は、文化庁「歴史の道百選」に選ばれた。
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絹の道碑。
道碑の右側の石段は、道了堂の寺院跡へと向かう参道である。
道了堂は、鑓水の生糸商人たちが、東京浅草花川戸から道了尊を勧請し、鑓水にある永泉寺の別院として建立された。 |
大塚山公園から八王子方面を望む
大塚山公園の鑓水峠は高台になっていて、八王子方面が見渡せる。
ここからJR横浜線の片倉駅を越え、片倉城址公園に向かう。
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片倉城址公園・水連沼
片倉城址公園内の水連沼。
片倉城は、室町時代、大江広元を祖先とする長井氏によって築城されたと伝わっている。
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片倉城址公園内にある住吉神社。
1372年、城の鎮守の神を祀って建てられた。
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二の丸広場 |
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