柿生は、その名前の通り日本で初めて甘柿が発見されたところだそうだ。 このあたりにも住宅地が迫っているが、まだ里山の景観や田圃など自然が多く残っている。
詳細な散策地図は、川崎市のWebサイト内「川崎ふるさとの小径 【ガイドマップ 川崎散歩ゆるり旅】」のページからダウンロードできる。
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浄慶寺は元和元年(1615年)の開山。柿生のあじさい寺と呼ばれている。 |
浄慶寺の境内にはユニークな所作をした石仏(羅漢像)がたくさん居る。 写真手前は、パソコン画面を前に何やら思案顔の阿羅漢。 |
浄慶寺を後にして尾根道を歩く。周辺は緑地保全区域に指定されている。 |
月読み神社は、天文3年(1534)に麻生郷の領主・小島佐渡守が五穀豊穣を祈願し、月讀宮の分霊を勧請して創建したと伝わる。 |
麻生不動院は、願行上人(京都泉涌寺第六世)が鋳造した不動明王を祀った寺院である。 |
早野子ノ神社 |
田植えの風景 |
この辺りには、農業用水として使うために、古くから7つのため池(上池・五郎池・林ケ池・中ノ谷池・堤入池・竜ケ谷池・下谷池)が作られていた。 |
詳細な地図がないと道が分かり難いが、五郎池の脇の小道を入っていく。暫く歩くと里山の景色が現れる。 さらに進むと湿原の中に木の遊歩道があったりと、豊かな自然が残る地区である。 |
早野梅ヶ丘特別緑地保全地区 |
文政九年(1826)四国金刀比羅宮の祭神をこの地に勧請し、神明社・琴平社の合社として再建されたようだ。 その後、昭和55年社名が現在の琴平神社に改称された。 |
王禅寺は、中世には久良岐(くらぎ)郡金沢(現在の横浜市金沢区)称名寺の末寺として、禅・律・真言の三宗兼学の道場として栄えた。 また、戦国時代には小田原の北条氏によって都筑郡麻生郷に30貫文の寺領が安堵され、関東の高野山と呼ばれていた。(川崎市教育委員会のWebサイトより) |
王禅寺本堂前の庭に、禅寺丸柿の原木(国登録記念物/かながわの名木100選)がある。 禅寺丸柿は、柿生の地名のおこりともいわれている。鎌倉時代前期、王禅寺の山中で発見された日本最初の甘柿である。 |
王禅寺ふるさと公園は、市制施行60周年を記念して整備された公園。 「水と緑のふれあい」がテーマというだけあって、水の流れでは親子連れが水遊びに興じていた。 |
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