柿生の里

2023年6月19日

柿生マップ柿生は、その名前の通り日本で初めて甘柿が発見されたところだそうだ。
このあたりにも住宅地が迫っているが、まだ里山の景観や田圃など自然が多く残っている。

 

詳細な散策地図は、川崎市のWebサイト内「川崎ふるさとの小径  【ガイドマップ 川崎散歩ゆるり旅】」のページからダウンロードできる。

浄慶寺浄慶寺は元和元年(1615年)の開山。柿生のあじさい寺と呼ばれている。
浄慶寺の石仏浄慶寺の境内にはユニークな所作をした石仏(羅漢像)がたくさん居る。
写真手前は、パソコン画面を前に何やら思案顔の阿羅漢。
柿生の里の尾根道浄慶寺を後にして尾根道を歩く。周辺は緑地保全区域に指定されている。
月読み神社月読み神社は、天文3年(1534)に麻生郷の領主・小島佐渡守が五穀豊穣を祈願し、月讀宮の分霊を勧請して創建したと伝わる。
麻生不動院麻生不動院は、願行上人(京都泉涌寺第六世)が鋳造した不動明王を祀った寺院である。
早野子ノ神社早野子ノ神社
田植えの風景田植えの風景
林ヶ池この辺りには、農業用水として使うために、古くから7つのため池(上池・五郎池・林ケ池・中ノ谷池・堤入池・竜ケ谷池・下谷池)が作られていた。
早野梅ヶ丘特別緑地保全地区詳細な地図がないと道が分かり難いが、五郎池の脇の小道を入っていく。暫く歩くと里山の景色が現れる。
さらに進むと湿原の中に木の遊歩道があったりと、豊かな自然が残る地区である。
早野梅ヶ丘特別緑地保全地区 早野梅ヶ丘特別緑地保全地区
琴平神社文政九年(1826)四国金刀比羅宮の祭神をこの地に勧請し、神明社・琴平社の合社として再建されたようだ。
その後、昭和55年社名が現在の琴平神社に改称された。
王禅寺王禅寺は、中世には久良岐(くらぎ)郡金沢(現在の横浜市金沢区)称名寺の末寺として、禅・律・真言の三宗兼学の道場として栄えた。
また、戦国時代には小田原の北条氏によって都筑郡麻生郷に30貫文の寺領が安堵され、関東の高野山と呼ばれていた。(川崎市教育委員会のWebサイトより)
王禅寺の柿の原木王禅寺本堂前の庭に、禅寺丸柿の原木(国登録記念物/かながわの名木100選)がある。
禅寺丸柿は、柿生の地名のおこりともいわれている。鎌倉時代前期、王禅寺の山中で発見された日本最初の甘柿である。
王禅寺ふるさと公園王禅寺ふるさと公園は、市制施行60周年を記念して整備された公園。
「水と緑のふれあい」がテーマというだけあって、水の流れでは親子連れが水遊びに興じていた。
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Posted by kondo