酒井邦嘉「チョムスキーと言語脳科学」
「チョムスキーと言語脳科学」(酒井邦嘉:著、集英社インターナショナル)で、著者は自身の研究目的を次のように記している。
「チョムスキーの企てを証明する一つの方法は、人間の脳に存在する『文法装置』を実際に見つけて、その働きを解明するこ ...
「チョムスキーの企てを証明する一つの方法は、人間の脳に存在する『文法装置』を実際に見つけて、その働きを解明するこ ...
加藤文元「宇宙と宇宙をつなぐ数学」
はじめに、私は数学についてたいして知識を持っていないので、ここに記したことは一般読者としての感想である。いや、そもそも本書(加藤文元「宇宙と宇宙をつなぐ数学」 角川書店)は、数学に詳しくない一般読者向けに書かれた書籍だから、私は「本書が対象 ...
矢田津世子「茶粥の記」
矢田津世子は1930年代に活躍した作家である。昭和19年(1944年)、結核のため37歳の若さで亡くなっている。私は最初その著作を青空文庫で読んだが、講談社文芸文庫からも短編(中編)集が出ている。
矢田津世子は明治40年(19 ...