カルロ・ロヴェッリ「時間は存在しない」
著者は冒頭で次のように述べている。
「時間の正体はおそらく人類に残された最大の謎なのだ。時間の正体を突き止めることは、これまでずっと私の理論物理学の核だった」
著者の言うとおり「時間とは何か」という問いかけは、「生とは何か、 ...
「時間の正体はおそらく人類に残された最大の謎なのだ。時間の正体を突き止めることは、これまでずっと私の理論物理学の核だった」
著者の言うとおり「時間とは何か」という問いかけは、「生とは何か、 ...
デービッド・アトキンソン「国運の分岐点」
「国運の分岐点 ~中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか~」(デービッド・アトキンソン:著、講談社α新書)は、人口減少と高齢化が急激に進む日本の課題と、この課題を克服するために、今後日本が採るべき政策の「新しいグランドデザイン」を提示 ...
乾敏郎「感情とはそもそも何なのか」
「こころと脳」、「意識と脳」について書かれた本はいくつか読んだが、「感情と脳」について書かれた本を読んだのは本書(乾敏郎 著「感情とはそもそも何なのか」 ミネルヴァ書房)が初めてである。「こころ」も「感情」も実体がなく且つ主観的なものだから ...