プロジェクト管理あれこれ

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本書は、サブタイトルに『史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」』とあるように、みずほ銀行における勘定系システムの刷新と統合プロジェクトの経緯を追ったものである。
本書の構成は、
第一部:勘定系刷新プロジェクト「MINOR ...

プロジェクト管理あれこれ

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SEは意外と文章を書く機会が多い。要件定義書(要求仕様書)や基本設計書などの設計書類、画面操作マニュアルなどのマニュアル類、テスト仕様書、移行計画書・・・などなど。このほかに、客先や社内に対する報告書や、連絡票、質問票などがあるだろう。この ...

プロジェクト管理あれこれ

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細川義洋「システムを「外注」するときに読む本」(ダイヤモンド社)は、ユーザ企業のシステム担当者やプロジェクトマネージャー(以下PM)、CIO、経営層を対象とした、ITシステム構築に関する書籍である。
本書では、システム構築をI ...

プロジェクト管理あれこれ

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新井紀子「AI vs. 教科書が読めない子供たち」(東洋経済新報社)を読んで思ったのは、「要件定義が危ない!」ということである。
本書はベストセラーになり、Web上を探せば書評や感想などが沢山出ている。従って、AIが専門でない ...

プロジェクト管理あれこれ

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ソフトウェアの品質評価を行う際に使用するモデルについて、主なものをまとめる。
ここで取り上げるモデルは、
・信頼度成長曲線
・ゾーン分析
・パレート図
・管理図分析
と呼ばれるものである。 ...

プロジェクト管理あれこれ

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EVM(アーンド・バリュー・マネジメント)は、プロジェクトマネジメントのための道具であるが、これを実際に使用しているプロジェクトは以外に少ない(というのが私の感想である)。

EVMが使われない理由が何か、正確なことは知らないが、

プロジェクト管理あれこれ

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チャンドラーは米国の作家である。村上春樹氏がチャンドラーの長編7作を10年がかりで翻訳した。翻訳の最新作は2017年刊行の「水底の女」である。
このチャンドラーの名前を冠したソフトウェア開発プロジェクトがある。
「プロ ...

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テスト密度とバグ密度については、それぞれ「品質メトリクス -テスト密度-」、「品質メトリクス -バグ密度/欠陥密度-」で記しているが、お互いの関係はどのようになっているのかを整理する(考察する)。
例えば、テスト密度が標準値を ...

プロジェクト管理あれこれ

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「ソフトウェア開発データ白書」(IPA発行)の最新版(2018-2019)が2018年10月に発行されたので、最新版の品質指標値を引用する。
以下の引用を見ると「ページ当たりのレビュー指摘件数」の標準偏差に比べて、「SLOC規模あた ...

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新国立競技場の建設にまつわる一連の騒動を、私達が携わる情報システムの構築になぞらえプロジェクト管理面から考察すれば、様々な教訓を得ることが出来るだろう。
新国立競技場の建設に関しては、巨額の総工費に世論の批判が高まり、7月17 ...