2013年 2月 9日

小規模企業であっても、ホームページやブログを有することが当たり前になっている。
最近はスマートデバイス、特にスマートフォンが急速に普及していることから、スマートフォン向けのホームページも必要になっている。
ホームページの作成にどれだけの費用を掛けるのかは、業種によって異なるであろう。
美容室やエステなどでは、ホームページの見た目(デザイン、印象、インパクト)が顧客を吸引するための重要な要素となるので、Webデザインの専門家に頼むケースが多いと思われる。但し、専門家と言ってもレベルに差があると思われ、依頼する側としては、相手がどの程度の専門性を有するのかが分からないので、不安である。値段が高いからといってデザインが優れているとは限らない。
取引における情報の非対称性の問題が存在することは心に留めておきたい。

一方で、あまり費用を掛けずにホームページを作成したいと考える向きも多いと思う。
ほぼ無料で構築できるサービス事業社も多数存在する。
但し、会社のドメイン名は独自ドメインを持ちたいと考えるだろうから、この部分の費用は最低限必要である。
(ドメイン名の取得と維持費は、「お名前.com」などを参照下さい)

無料で作成できるホームページであっても、最近はテンプレートが多数提供されているので、一定レベルのデザイン性(配色の組み合わせやレイアウト)は確保できる。業界ごとの特性に応じたテンプレートを用意しているところもある。
とはいえ、凝ったものを作ろうと思うとある程度の費用負担が必要になる。ツールやサーバー等のコンピューター・リソースを提供している企業も、収益を度外視している訳ではないから、当たり前と言えば当たり前・・・。タダで出来る範囲にはおのずと限界がある。

先ずは、安価で手っ取り早くホームページを立ち上げ、不満があれば多少の費用を掛けてでもブラッシュアップしていく、という考え方もある。
試用期間(お試し期間)を設けているところもあるので、構築のし易さやデザイン性、カスタマイズのし易さなどを試してから決める、という考え方もある。
当然ながら、当社は社業に専念するので、ホームページは専門家に任せる、という考え方もある。

①無料のホームページ作成が可能なところ

Webで検索すれば出てくるのだが、「FC2ホームページ」、「jimdo」、「minbiz」、「webnode」、「wix」などなど。
「minbiz」はGoogleが提供しているが、これは「jimdo(ジンドゥー)」というホームページ作成ツールを使用しているので、ホームページの作成方法は「jimdo」とほぼ同じである。「jimdo」の操作は、直感的で分かりやすく簡単である。HTMLやCSS、あるいはPHPなどの知識は不要。但し、無償版は機能が限定されているのと、広告が表示されるので、これが嫌な場合は、「jimdo Pro」などの有償版に切り替える必要がある。
「webnode」、「wix」も簡単に作成できた。WORDで文章を作成する感覚で入稿出来、画像の簡単な編集(トリミング、光度や彩度の調整、特殊加工)も出来る。
「webnode」は1ケ月の試用期間を超えると機能が限定されるので、これが不満な場合は有償版にアップデートする必要がある。また、有償版に切り替えるよう、催促のメッセージが頻繁に出るのも煩わしい。

②ホスティング(レンタルサーバ)を利用する

(ホームページを保存・管理するためのコンピューター・リソースを借りる方法)
こちらも「ホスティング・サービス」「レンタルサーバー」などのキーワードで検索すると、沢山の業者が出てくる。NTTコミュニケーションズやKDDIなど知名度が高い大手企業は、相対的に高い価格設定になっている。
利用する側からは、提供事業者がどのようなサーバーファームで運用しているのか(システムの信頼性、バックアップの運用がどうなっているのか、障害時のリカバリがどうなっているのか)が見えないため、費用対効果が分かり難い。障害への備え、途中で業者を変更するケースも想定して、データのバックアップは自分で取っておいた方が良い。ホスティングを利用する場合は、その事業者が提供するホームページ作成ツールを使用するか、自分で別途用意する必要がある。
ホームページ作成ツールでは、ホームページビルダーやWordPress、MovableTypeなどが有名である。
WordPressは無料で入手できるので、利用者が多い。ホームページビルダーは、もともとはIBMが提供していたが、現在はジャストシステムに移管されている。ホームページビルダーの最新バージョン17は、WordPressをラッピングする形になっているようだが、HTMLやCSS、PHPなどの知識がなくとも簡単にホームページを構築できる。また、簡単な画像加工ツールや、FTPツール、SEO対策ツールなども揃っており、ネットショップの開設も可能。ホームページビルダーと同様のコンセプトの商品には、「BiND for WebLiFE」などがあるようだ。
WordPressの場合は、Web関連の最低限の知識が必要になる。プラグインが豊富にあり、テンプレートやCSSのカスタマイズも可能であるなど、かなり奥が深い。当サイトもWordPressを使用しているが、正直なところまだ試行錯誤で、使いこなせるレベルには至っていない。しかし、利用者が多いことから、Web上で検索すれば多くのヒントが得られるので、この点は助かる。セキュリティ面から、テンプレートやプラグインは公式サイトのものを使うべき、との助言もあった。(セキュリティ面:セキュリティホールなどへの対策の意味)

③PaaS(レンタルサーバ+ソフトウェア)を利用する

②のレンタルサーバと似ているが、レンタルサーバに加えてサイトを構築するために必要なソフトウェア(アプリケーションサーバソフト、DBソフト、ホームページ作成ツール、PHP等の言語環境)やメールシステムなどを一通り提供している事業社を利用する方法。①との違いは、①がホームページ構築に特化しているのに対して、インフラやメールサーバの設定など自由度が高い点があげられる。
但し、MySQLなどのDBソフトや、メールシステムに関する若干の知識が必要になってくる。

スマートフォンへの対応

スマートフォンとPCの大きな違いは、画面のサイズ・解像度とユーザインタフェースである。
画面が小さいので、PC向けのレイアウトではなく、スマートフォンに適したレイアウトが必要になる。
また、スマートフォンでは画面をタップしたりスワイプしたり、PCのマウス+キーボードとは異なる操作に対応する必要がある。さらに、ボタンのサイズなどは、ある程度の大きさがないと誤操作につながる。
このように、スマートフォンの特性に合わせたホームページが望ましいが、最近は「レスポンシブWebデザイン」といって、PCにもスマートフォンにも対応できる技術が出ている。(端末の種類を判別してCSSを切替えたり、画像の縦横比を変えずに縮小する技術、などを組み合わせている。未だ新しい技術なので、今後さらに進化していくものと予想される)
ホームページビルダー17や、WordPressでは、レスポンシブWebデザイン対応のテンプレートが提供されている。jimdoなどもレスポンシブWebデザインになっているので、最低限のスマートフォンへの対応は可能である。

作成したホームページが、各種のブラウザやスマートフォンからどのように見えるのかを確認したい場合がある。これは、GoogleChrome(ブラウザ)に「User-Agent Switcher for Chrome」というプラグインをインストールすることで可能です。

User-Agent Switcher for ChromeでレシポンシブWebデザインを確認する

User-Agent Switcher for ChromeでレシポンシブWebデザインを確認する

 

 

 

 

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