岩殿観音(正法寺)

2023年10月9日

高坂から岩殿への地図埼玉県東松山市の岩殿観音(正法寺)周辺を歩く。
そろそろ紅葉が見ごろを迎える時期。
左写真、地元の案内板にもあるように、岩殿は町名にもなっており、また岩殿丘陵と呼ばれる丘陵地帯を形成している。

写真は2016年12月3日に再訪した時の岩殿観音の大銀杏。
紅葉は既にピークを越え、落ち葉が地面を黄色に染めていた。
今年は11月24日に東京などで初雪があった。
11月の降雪は54年振りのことである。
この雪の影響で大銀杏の枝も大きな傷を負っていた(危険につき周辺は立ち入り禁止のロープが張られていた)。

物見山公園岩殿観音の近くにある物見山公園の紅葉が見事であった。

東武線高坂駅
東武線高坂駅
東武東上線高坂駅の西口から歩く。
駅の東口方面にも、高坂七清水コースなどのウォーキングコースがある。
こども動物自然公園埼玉県こども動物自然公園。
大東文化大学の前の紅葉が美しい。

大東文化大学前の紅葉

平和資料館の展望台山の上に突き出しているロケットのような建造物は、埼玉県平和資料館の展望台。周囲の景観にマッチしているとは言い難く、最初は何かと思った。
平和資料館展望台平和資料館の展望台からは、360度のパノラマ風景を堪能できる。資料館も展望台も入場無料。
岩殿(正法寺) 観音堂

岩殿観音。正式名称は、巌殿山 正法寺。
養老2年(718年)逸海が千手観音を岩窟に安置し、その傍らに草庵を結んだのが始まりとされる古刹である。
大銀杏

大銀杏は市の天然記念物に指定されている。
こちらの紅葉はもう少し先のようだ。
正法寺 山門と参道

鐘楼のあるあたりから眼下を見下ろすと、山門と、山門に至る参道の石畳がまっすぐに続いている。思わずため息が出るような風景である。
正法寺の参道参道の各家には、往時の名前が書かれた札が掲げられている。
参道の図参道に並ぶ各戸の往時の名称。
毎年8月9日に「とうろうまつり」が開かれる。
これは、正法寺の4万6千日の縁日に、門前町の各戸が灯篭を奉納する習わしがあったものを、平成21年に復活させたもの。(”岩殿とうろうの会”の印刷物より)
弁天沼(鳴かずの池)

弁天沼。
昔、坂上田村麻呂が岩殿山に住む悪竜を退治し、首を埋めたところにこの弁天沼が出来たといわれ、カエルが棲みつかないところから「鳴かずの池」と呼ばれた。

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Posted by kondo