埼玉県東松山市の岩殿観音(正法寺)周辺を歩く。
そろそろ紅葉が見ごろを迎える時期。
左写真、地元の案内板にもあるように、岩殿は町名にもなっており、また岩殿丘陵と呼ばれる丘陵地帯を形成している。
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写真は2016年12月3日に再訪した時の岩殿観音の大銀杏。
紅葉は既にピークを越え、落ち葉が地面を黄色に染めていた。
今年は11月24日に東京などで初雪があった。
11月の降雪は54年振りのことである。
この雪の影響で大銀杏の枝も大きな傷を負っていた(危険につき周辺は立ち入り禁止のロープが張られていた)。 |
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岩殿観音の近くにある物見山公園の紅葉が見事であった。 |
東武東上線高坂駅の西口から歩く。
駅の東口方面にも、高坂七清水コースなどのウォーキングコースがある。
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埼玉県こども動物自然公園。 |
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山の上に突き出しているロケットのような建造物は、埼玉県平和資料館の展望台。周囲の景観にマッチしているとは言い難く、最初は何かと思った。
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平和資料館の展望台からは、360度のパノラマ風景を堪能できる。資料館も展望台も入場無料。
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岩殿観音。正式名称は、巌殿山 正法寺。
養老2年(718年)逸海が千手観音を岩窟に安置し、その傍らに草庵を結んだのが始まりとされる古刹である。
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大銀杏は市の天然記念物に指定されている。
こちらの紅葉はもう少し先のようだ。
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鐘楼のあるあたりから眼下を見下ろすと、山門と、山門に至る参道の石畳がまっすぐに続いている。思わずため息が出るような風景である。
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参道の各家には、往時の名前が書かれた札が掲げられている。
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参道に並ぶ各戸の往時の名称。
毎年8月9日に「とうろうまつり」が開かれる。
これは、正法寺の4万6千日の縁日に、門前町の各戸が灯篭を奉納する習わしがあったものを、平成21年に復活させたもの。(”岩殿とうろうの会”の印刷物より)
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弁天沼。
昔、坂上田村麻呂が岩殿山に住む悪竜を退治し、首を埋めたところにこの弁天沼が出来たといわれ、カエルが棲みつかないところから「鳴かずの池」と呼ばれた。
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