荒波力「知の巨人 評伝生田長江」
私が生田長江の名前を知ったのは、島田清次郎の評伝を読んだ時である。大正8年(1919)、無名の新人であった島田清次郎の処女作「地上」が世に出ることができたのは、文芸評論家として名高い生田長江の推薦があったからである。そして「地上」が出版され ...
清水浩史「幻島図鑑」
ある記事によると日本には6,800以上の島があるそうだ(周囲が0.1km以上のものを島というようだ)。
「幻島図鑑 不思議な島の物語」(清水浩史:著、河出書房新社)は、日本の離島のなかから特に「幻島」と呼ぶにふさわしい島を著者が選び ...
「幻島図鑑 不思議な島の物語」(清水浩史:著、河出書房新社)は、日本の離島のなかから特に「幻島」と呼ぶにふさわしい島を著者が選び ...
風野春樹「島田清次郎 誰にも愛されなかった男」
島田清次郎という作家の名前を知ったのは、外山滋比古「思考の整理学」を読んだときである。外山滋比古氏は次のように紹介している。
「いま、島田清次郎という小説家のことを知っているのは、近代文学を専門にしている研究者くらいであろう。その『 ...
「いま、島田清次郎という小説家のことを知っているのは、近代文学を専門にしている研究者くらいであろう。その『 ...