e-雑感

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大逆事件に関しては多くの研究書が出版されている。そのなかで、田中伸尚「大逆事件 死と生の群像」(岩波書店)は、大逆事件で裁かれた人々と、特に残された家族のその後に焦点をあて、家族や親族が暮らした地を訪ね歩き、丹念に取材を重ねた労作である。