水元公園とその周辺

2023年8月1日

水元公園周辺マップ金町~水元公園~亀有を歩く
南蔵院(業平山 南蔵院 東泉寺)南蔵院(業平山 南蔵院 東泉寺)は、「しばられ地蔵尊」がある寺として知られている。
しばられ地蔵尊しばられ地蔵尊
元禄14年(1701)の造立と伝わる。「文政寺社書上」によると、この地蔵尊は諸願成就、殊に難病平癒に霊験があり、信心の者が祈願するときは地蔵尊を縄で縛り、成就したときには縄を解くことから、しばられ地蔵と称したと記されている。(南蔵院ホームページより)
しばられ地蔵尊と聖徳太子堂

昭和55年に瓦葺の八角堂に建て替えられた。

しばられ地蔵尊の向こうに見えるのが聖徳太子堂。昭和55年に瓦葺の八角堂に建て替えられた。
昭和55年に瓦葺の八角堂に建て替えられた。

水元公園水元公園は平成27年に開園50周年を迎えた。
昭和50年まで、このあたりは都立江戸川水郷自然公園に指定されていた。
小合溜から引いた大小の水路が園内を走り、水郷景観を作りだしている。
水元公園にて水元公園
安福寺の夕顔観音標柱安福寺は夕顔観音を安置していることで知られる。
この観音像は鎌倉時代の作と推定される秘仏で、12年に1度午の年の4月にご開帳されるそうである。
元禄時代、安福寺の夕顔観音は、万能薬が売られる観音様として信仰を集め、江戸名所のひとつに数えられたという。
安福寺本堂安福寺本堂
江戸名所の1つといわれるお寺だが、今は住宅地の中にひっそりと佇み、往時の賑わいは感じられない
中川を渡り環7方面に進む
中川を渡った先は足立区である。この辺り、葛飾区と足立区とが入り組んでいるようだ。
墨田子育地蔵尊墨田子育地蔵尊
足立、葛飾の村境に祀られている3体のお地蔵さん
善応寺善応寺は、天正11年(1583)の創建。
現在の寺は、昭和4年浅草橋場の正憶院が移転合併してできたものである。
本寺には江戸時代中期、一老人が孫のおできの治療を地蔵に礼願し、そのお礼に蓬餅を供えたとの言伝えがある。
それが世人に広まり、地蔵を草餅如来、本寺をくさもち寺と呼ぶようになったという。(足立区教育委員会資料より)
亀有駅北口前の”両さん”の象亀有周辺は漫画”こち亀”の舞台として知られる。
駅北口前には”両さん”の象がある(2006年造立)。

2016年9月、週刊少年ジャンプの人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」が1976年から40年続いた連載を終了したことが報じられた。
併せて、「こち亀」は、最も発行巻数が多い単一作品としてギネス世界記録に認定された(全200巻のコミック単行本の累計発行部数は、約1億5000万部になるそうだ)。

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Posted by kondo