千葉県印西市にある結縁寺とその周辺を歩く。 |
北総線の千葉ニュータウン中央駅から「千葉県立 北 総花の丘公園」に向かって歩く。
千葉ニュータウンには真新しい高層住宅や低層住宅が数多く立ち並んでいるが、中心部から少し外れると広大な緑地と沼、そして田畑が残っていることが分かる。 |
千葉県立 北 総花の丘公園。
周辺の緑と沼を活かした公園。
2009年4月に拡張オープンし、千葉ニュータウン地区で最も大きな都市公園だそうだ。
5つのエリア(ゾーン)から成り、バーベキューが楽しめるエリアもある。 |
県道4号線から少し奥に入ると「大日塚の碑」がある。
そこから結縁寺に続く道は、住宅街の風景から一変、道の両側の緑が濃い。 |
結縁寺は「けちえんじ」と読む(仏教語だろう)。
奈良時代の僧・行基が開いたといわれる古刹である。 |
結縁寺本堂に安置されている銅造不動明王立像は、国指定の有形文化財である。 |
結縁寺周辺には里山の景色が残っており、「にほんの里100選」にも選ばれている。
また、「結縁時里山フットパス」のコースが設定されている。 |
船尾交差点の先にある甘味処。
古民家と、その庭園を活かしている。 |
船尾交差点から多門院へ向かう。
周辺は田園地帯。田植えが近い。 |
多門院。
正応年間(1288年 – 1293年)法達の開山により創建されたと伝わる。 |
多門院の近く、畑の中に火皇子神社がある。
境内の石碑によれば「ひのおうじ」神社と読むようだ。
創建年は不肖だが、古くから火災除けの神として近隣からの信仰を集めていたようだ。
石碑にはさらに興味深い俗説が記されている。
木殿に安置しているお神輿は、外に出すと豪雨が襲い、印旛沼は海と化し、農作物は壊滅的な被害を被るそうだ。 |
火皇子神社の境内には庚申塔や毘沙門天の石碑が立ち並ぶ。
ここに限らず、結縁寺周辺を散策しているとよく道の脇に石碑を見かける。 |
火皇子神社を後にして草深方面に向かう。
周囲の風景は、田園からやがて物流倉庫が立ち並ぶ工業団地へと変わっていく。
高花のバス停から千葉ニュータウン中央駅へ行くことができる。 |
|
|
|
|
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません