横沢入~大久野のフジ
日の出町にある大久野のフジは樹齢400年以上と言われる巨木で東京都の天然記念物に指定されている。 野生のフジなので優美さや華やかさは無いが、とぐろを巻いて這い上がる樹の力強さを感じる。 2017年5月3日:花は咲いているものの見頃はまだ先。満開になるのは来週あたりだろうか。 |
JR五日市線の武蔵増戸駅を降りて大悲願寺、横沢入に向かう。 横沢入から石山の池、天竺山を経て秋川街道に下りる。 その後、秋川街道を歩いて幸神神社、大久野のフジへと向かう。 |
大悲願寺は建久2年(1191)の創建。 武蔵国平山の武将平山季重が醍醐寺三宝院の僧を招いて開山とした伝わる。 (平山季重(すえしげ)を祀る季重神社が平山城址公園にある) 仁王門は安政6年(1859)に再建されたもの。 |
大悲願寺の観音堂 この観音堂は無畏閣とも呼ばれ、寛政6年(1794)に建立されたもの。 堂の各所に彫刻が施されていて華やかである。 |
本堂の裏には庭園がある。 庭園内に立ち入ることはできないが、裏から見学することができる。 藤とつつじが見ごろを迎えていた。 |
大悲願寺を後にして横沢入(横沢入里山保全地域)へと向かう。 周辺は田んぼと雑木林、湿地帯が広がる。 |
この時期は新緑が美しい。 カエルの鳴き声を聞きながらのんびりと歩ける。 |
横沢入の奥、富田の入から山道を登って石山の池に向かう。 |
この道を訪れる人は少ないようで、誰ともすれ違うことがなかった・・・。 |
ここは、室町時代から江戸時代にかけて、石臼や墓石の用途で伊奈石を切り出していたところ。 山神社と掘られた石が建っていた。 |
石山の池から天竺山に向かう。 標高310メートルの低山だが見晴らしは良い。 |
天竺山の近くに三内神社がある。 参道の石段は急勾配。 |
天竺山から下山する途中の風景 |
秋川街道を歩いて幸神神社に向かう。 |
幸神神社のシダレアカシデは国の天然記念物。 樹齢700年以上と言われその大きさは全国でも希だという。 |
大久野のフジは、宇坊平の山地に生える野生のフジで、樹高約27メートル。 |
大久野のフジ |
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